初心者でも出来る!簡単・らくらく作曲講座

誰でも出来る作曲法を解説。楽しいクラシックの聴き方や、作曲家のウラ話も。

【初心者向け】歌詞が先?それとも曲が先?

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作曲したい!でもどうすればいいかわからない!そんな方はまず何から始めればよいのでしょうか?作曲を始めるにあたって一番大きな問題、それは「歌詞が先か、曲が先か」問題です!

「詞先」から「曲先」へ

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作曲がしたい!という人は作詞が出来る人が多いです。(あくまで体感ですが)詩のイメージが出来上がってからこんな曲なら合うだろうな、と考えるのです。もちろんそれが悪いわけではありませんが、作曲をするにあたっては、

「曲が先」が絶対にお勧めです!

 

なんでなのか、理由は…ありまぁす!ちなみに歌詞を先に作ることを「詞先」、曲が先に出来ることを「曲先」と言います。

もちろんプロと呼ばれるミュージシャンの中には歌詞が先に出来て曲は後付けと言う人もいます。aikoウルフルズトータス松本槇原敬之などは「詞先」と言われています。でもこれはプロの中でもごく一部で、プロのほとんどが「曲先」です。

なぜ曲が先の人が多いのか。その昔80年代日本のPOPSはほとんど詞先だったと言われています。それはまだポップスのメロディーが使い古されていなかったからです。現代ではポップス業界も目新しい曲を作るのに必死になっています。歌詞が目新しくても曲が古臭ければ誰も聞いてくれないからです。世の中がメロディー重視になってきているから、とも言えるかもしれませんね。

結局どっちがいいの?

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作曲初心者が曲を作る時も、曲先にした方が良いです。これには理由があります。歌詞を先につくるとそれに合うメロディーは限られてきます。文字数などもしっかり合わないのでメロディーに一貫性が出来にくく、自由な形式になりがちです。詩に曲を合わせる格好になるので、曲もマンネリ化しやすく、せっかくのいい詩でもありがちな曲になってしまいやすいと言えます。

それに対し、曲を先に作ろうとすると曲に凝った仕掛けをいろいろ入れることが出来ます。詩を口ずさんでいただけでは決して出てこなかったメロディーなんかも使えます。また、曲に二番があれば無理なく一番の歌詞と合わせられます。一番と二番で韻を踏んでいるような歌詞も作りやすいです。

確かにメロディーの音数に合わせて歌詞を入れるのはとても窮屈で難しく感じるかもしれません。短い言葉に置き換えたり表現の仕方を変えたりするのには練習が必要です。でもそれに慣れればその制約の中でも表現豊かに詩の世界を表すことはできます。何よりもマンネリになりにくいので、バリエーション豊かな曲が作れます。

まとめ

いかがでしたか?作曲するならまず曲作りからをお勧めする理由が分かったでしょうか?もちろん詩を先に作る方法が悪いとは思いません。でもそういう人は曲が先でも作れる人なんです。分かった上で詩を先にしているんです。作曲初心者の方であれば、まず曲が先でやってみて、慣れたら詩が先でやってみるのもいいかもしれませんね。