初心者でも出来る!簡単・らくらく作曲講座

誰でも出来る作曲法を解説。楽しいクラシックの聴き方や、作曲家のウラ話も。

【初心者向け】コードが先?それともメロディーが先?-メロディー優先の罠-

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作曲を始めたい…!とはいっても作曲の仕方はいろいろです。実際、作曲のルールはない、というのが事実です。でも人は何でもいいと言われると手が出ないものです。(特に日本人)なので、このサイトでは誰もが作曲できるような「ルール」をあえて設定し、解説していきたいと思っています。その一つが「コードが先か、メロディーが先か」問題です。

まずコードとは

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コードとは、ギターでいう「ジャラーン」という伴奏のこと、ピアノで言う左手の和音のことです。(単なる伴奏、和音とは厳密には異なる概念なのですが、とりあえずはこう覚えておいてください。)

メロディーは分かりますよね?旋律とも言います。ポップスではボーカルが歌う音の並びのことです。

曲を作るときに、このどちらを先に作るか、これはとても重要なんです。

メロディーから先に曲を作る

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プロの中にもこの方法で作っている人は大勢います。サザンの桑田さんなんかはメロディーを口ずさんでそれをテープに吹き込み、奥さんがピアノで伴奏を付けるというのは有名ですね。他にも「キャッチボールしていたら頭にメロディーが浮かんできた」だとか、「自転車をこいでいるときに出来た」などといったエピソードを聞いたことがあるのではないでしょうか。

ここに作曲初心者が陥ってしまう罠があります。読者のみなさんがみんな「音楽的センスに優れた天才」なら、メロディー優先でも結構なんですが、失礼ですがほとんどの方が「凡人」だと思います。ケンカ売ってるんじゃないですよ。これを認めるのが上達の第一歩だと思って下さい。「天才」の方ならとっくに曲を作っちゃってるはずなのでこんな場末のブログに助けを求めたりはしないはずなんです。私を含む、凡人の方々は、メロディーを先に考えないようにしてください!ちゃんと理由があるんです。

 

メロディー優先の罠

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なるほど確かに一つや二つはいいメロディーは浮かびます。誰でもね。でも皆さんは一曲作れば満足するでしょうか?いいえそんなことはないでしょう。何曲か作ってみてそのうちいいの数曲を持ち歌にしたいと思っているはずです。実はメロディー優先でやろうとするとあっという間にネタ切れになってしまいます。何もないゼロからメロディーを紡ぎ出すのって結構大変なんです。しかも人には癖が絶対ありますので、いつのまにか全部一緒にってしまいます。よく居ませんか?ストリートミュージシャンやギターの弾き語りでオリジナルを作っている人の曲で「どれもおんなじやん…」って思ってしまうこと。それは恐らくメロディーから先に作ってしまっている弊害でしょう。

デメリットはまだあります。それは無意識のパクリです。メロディーを頭の中で考えていると、急にすごくいいものが浮かびます。「やべぇ!これめっちゃいいじゃん!」と興奮して録音してみます。次の日、その曲を聞くと「あれ…この曲…」と自分が思いついた最高のメロディーがまんま誰かのパクリだった…!という現象が起るのです。実は私もその経験があります。世に出回っていたら訴えられたでしょうね。

基本的に人は今まで聞いてきた曲の枠組みの中でしか発想をすることが出来ません。自分が思いついたものでもそれは結局多かれ少なかれ誰かの影響を受けているのです。影響を受ける、というレベルならいいんですけど、まるパクリはまずいですよね。でも頭の中だけでメロディーを生み出すとしたらその危険が非常に高まります。

まとめ

メロディーから作る恐ろしさが分かりましたか?

でもコードから作って本当に大丈夫なの?答えは別記事をご覧ください。